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『チャーリーとチョコレート工場』
評価:
ジョニー・デップ,フレディー・ハイモア,デヴィッド・ケリー,ヘレナ・ボナム=カーター,クリストファー・リー,ティム・バートン,ロアルド・ダール,ダニー・エルフマン,ジョン・オーガスト
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥ 882
(2006-07-21)
 まあまあ面白かったかな。さっくりと観たので以下さっくりとネタバレありで。
 
 
 
 
 
 まず観てて思ったのはファンタジー、というより童話といったほうがいいのか、その辺の話の残酷さみたいなものとかです。チャーリーが出迎えに来たとき人形がどろどろと溶けていくのに始まり、不用意な子供たちが一人一人減っていくときの歌は、考えたらあれ結構トラウマになりそうだよなあ。ぺらっぺらになった子供とかそのまま投げっぱなしだしね。
 こういうのって「本当は残酷ななんちゃらかんちゃら」みたいな本で書かれてたりするけど、昔から語られてる説話ってのは結構不条理で残酷だったりする。『寝ながら学べる構造主義』って本で、こういう説話ってのは、「なぜそうなったのかは理解できないが、その不条理をまるごと受け入れるほかない」というような機能を果たしているって書かれてたのを思い出しました。
 んーでも、原作読んでないからわかんないけど、大筋原作どおりだとすれば、現代の童話というか児童書というかある種のファンタジーというか(重ねて書きますが、原作を読んでないし、その位置もよくわからないのです)その辺が混ざった作品も、上記のような伝統に倣ったと言えるのかどうか。どうも周りの子供たちが勝手に自滅してったようにしか見えないんですよね。童話のように不条理というよりは、寓話のように意味がありそうなほど、主人公の少年は何にもしないでついてったら最後までいました、みたいな雰囲気だったような。テストに合格してから一応歯向かうけども。

 なんでチャーリーの言うことを聞かなかったかっていうと、家族愛からなんですが、ちょっとこのテーマは、というかテーマの描き方はなんだかなと思ってしまいました。少年はまあチケットを手に入れるまで(そういえば、チケットの手に入れ方は結構意外でした。いいこと=お金を届けることによってチケットを手に入れるかと思ったので。この辺は結構不条理感があって面白かったです)のシーンで、強く結ばれた家族だってのが描かれてたように思うんですが、チャーリーは突き抜けたままじゃないのかーと思いました。いや、それでも別にいいんだけど、それならそれでもう少し父親の回想とかがあるとよかったかなーとか。
 でも、でもですね、父親と抱き合うシーンの抱き合うその直前に、父親の(チャーリーのも?)ゴム手袋が、躊躇うように鳴るのはよかった。あの音はとにかく素晴らしかったな。

JUGEMテーマ:映画
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