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『沙羅は和子の名を呼ぶ』
 『継ぐのは誰か?』の流れで『ブラッド・ミュージック』を読もうと思ったんだけど、数ページで止まってしまい、『復活の日』を手にとって序章を読んだ辺りで引越しでまた止まり、数日して落ち着いたところで、ファンタジーとかSFじゃなくてぼんやりしたものが読みたかったので、ちょうどいいものが見つかった感じ。

 でもなんか全体的にはそんなにぴんと来なかったんだよなあ。一日一章読むにはいい本だったんだけど。
「黒いベールの貴婦人」
 生霊とか! なんか加納朋子ぽくないというか、ちょっと驚き。日常の普通のことがふとしたきっかけで謎になったり解けたりする作風だと思ってたから。生霊まで出たらもっとすごいびっくりどんでん返しがあるかと思ったら、意外とそうでもなくてアレってなった。

「エンジェルムーン」
 前の話より仕掛けは面白かったけど、なんとなく昔読んだ『ななつのこ』とか『魔法飛行』の方が面白かったような気がしてしまった。

「フリージングサマー」
 これは結構面白い。優しいトリック。誰にでもあることだと思うんだけど、気付かないうちに忘れてしまっていることとか、それをふとしたときに思い出すこと。それ自体が不思議に、ミステリーみたいに思うんだよなあ。

「商店街の夜」
 ファンタジー! この話が一番面白かったかな。ジャック・フィニィの刑務所の中で絵を書いて脱走する話を思い出す。リアルな絵ってのはそれ不思議なもんだよなあ。想像力は現実の見え方を変えられる。森はあるんだ。

「オレンジの半分」
 すごく面白かったとかではないんだけど、感覚が僕の想像の80年代の女子みたいでちょっと笑ってしまった。

「沙羅は和子の名を呼ぶ」
 ありえたかもしれない時空、ありえるかもしれない不思議さ。一冊の最初と最後に(「商店街の夜」もそうか)超常現象がありに。この本もこの話も最後の方では“どっち”の話なのかわからなくなるのが面白い。

 次は何を読もうか決めてなかったけど、“まほろ駅”が最寄りになったので読んでみたよー。
 ……なんだろう、この変な軽いノリ。まあそんな感じでたまに更新します。
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