<< 『ベツレヘムの星』 | main | ☆『剣の騎士』 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
『僕は模造人間』
僕は模造人間
僕は模造人間
島田 雅彦

 大学在学中に、ある教授が「うちの学生が好きな本で、よく卒論の題材になる」とややうんざりしながら紹介したのがこの本でした。先日読んでみて、まあそうかもなあと思いました。

 ぼくはあんまり「おれおれおれおれ!」と自己主張してくる人や物が好きじゃないんですけど(といいながらブログを書いててさあ……)、この小説もそんな感じっぽくてあんまり好きじゃない、かと思いきや、なんとなくちょっと好きな本でした。今でいう「ネタ」にどうしても走ってしまう自意識過剰な主人公が、「自分ってほんとだめなんだよ。でも実際のところすごいんだよ。まあでもやっぱだめなんだけどさ」から「まあなんでもいいや」になるのがいいのかなあ。「人間失格」かと思ったら、合格も不合格もなかったよみたいな。あとはそうだなあ、コピーがオリジナルを求めて必死こいたけど、結局そういうのはどうでもよかった的な話かなー、みたいなことをつらつら考えながら読みました。
| その他の作品 | 02:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 02:05 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tomohiro-h.jugem.jp/trackback/80
トラックバック
みんなのブログポータル JUGEM